東京六大学野球
2008年東京六大学野球春季リーグ
法政大学 対 明治大学 (1回戦)
先発 (法政)P 小松 ー 石川(明治)P 岩田 ー 中野
ポイント 両エースの成長(プロも狙える逸材)
明治(優勝王手)のレベルチェック
【スコア】(要所のみ)
【1表】
明治
P. 岩田
・セット、ややサイド
・ストレート140km台前半(おとなしくなった)△
・コンビネーション ○
・安定感 ○
法政
1.伊藤暢 6ー3 〔※ 6はショートゴロを示す〕
2.和泉 /7.8(コース甘、緩)失投 〔※ /はヒットを示す〕
3.佐藤弦 K(アウトロー)カウント球甘い
〔※ Kは三振を示す〕4.佐々木 4F(外高め)打損じ 〔※ Fはフライを示す〕
〔 法政 0 ー 0 明治 〕
【1ウラ】
法政
P. 小松
・ストレート ◎ (140km台前半でも伸びあり)
・ 制球 △(ストレートもやや高い)
明治
1.荒木郁 K
2.小林雄 6−3
3.池田 4−3
〔 法政 0 ー 0 明治 〕
【2表】
明治
P. 岩田
・少し球が伸びてきた
法政
5.亀谷 /7 つまり、ラッキー打
6.松本哲 /6 バスター・裏かく ◎
7.柴原 3−4(犠打)
8.石川 DB 〔※DBはデッドボールを示す〕
9.小松 K’〔※K’は空振り三振を示す〕
※1.伊藤暢 4−3
内・内・内 → P. 岩田勝ち ◎
満塁でウィークポイントの内を果敢に攻める。
→ 制球力 ◎
1,2球目の内でバッター壁できる。
3球目は内でも外でもどちらでも打ち取れる。
そして 内 → どんづまり
〔 法政 0 ー 0 明治 〕
【3ウラ】
明治
9.佐藤 /9(二塁打)マグレ
1.荒木郁 1−5 バント失敗 ×、のち盗塁 ○
2.小林雄 (/9)’(三塁打)外低めストレート難
→バッター勝ち ◎
〔※( )’は打点1を示す〕3.池田 (8F)’ 外低め難 →バッター ○
※バッテリー攻めてる。押してる。はずす等もう少し余裕を持った配球を。
4.小道 /7
5.佐々木 DB
6.中野 6−3
法政
P. 小松
・内容悪くない。ちょっとカッカきたか。
〔 法政 0 ー 2 明治 〕
【4ウラ】
明治
7.岩田 K
8.梅田 /8(ストレート、やや甘)
9.佐藤 1E 〔※ Eはエラーを示す〕
1.荒木郁 (/9)''(のち盗塁)
外低め難 → バッター ◎
法政
P.小松 → 藤岡卓
明治
2.小林雄 8F(あたり ◎)
3.池田 K
(法政)
P.小松 4失点KO
※ 内容悪くない(明治)
1〜4番 打撃レベル高い ◎
〔 法政 0 ー 4 明治 〕
《試合結果》
明治大学 7 対 2 法政大学
明大勝利で終了。
《総括》
明治
→ 投打のバランスのとれた良いチーム ◎
P.岩田 ○
・ガラッとスタイルが変わった。
・ストレート主体からコンビネーション重視に。
・内外の投げ分け、外の出し入れ ○
・リズムとコンビネーション ○
・安定感 ○(ピンチでも粘り強い)
(課題)このスタイルでストレートが145kmまで可能になれば ◎
秋リーグが楽しみ!
P.野村(新人)※ 昨夏の甲子園準優勝投手
→ 楽しみな逸材!
・バネのあるテンポのよいピッチング ○
・ブレーキのきいた変化球 ○
(学生レベルの打者ではほとんど対応できてない)
・どちらかと言えば技巧派。天性の素材なので育成方法要検討。
監督、コーチとよく話し合って、レベルアップを計って欲しい。
打者 1〜4番ハイレベル ◎
(課題)層が厚いチームなので、5〜9番もレベルアップは可能
法政
→ 迫力に欠ける
P.小松 ○
・ストレート中心でOK(もう少し低めを意識して)
(課題)配球を考える
P.二神 △
・ストレート ○
(課題)制球力
※ 投打とも層が薄い。小松、二神以外のピッチャーのレベルが極端に落ちる。打者も1番伊藤暢の狙い球だけ気を付ければ、その他は比較的ラクに抑えられる。小松投手にもっと伸び伸びとピッチングさせるためにも、全体的な底上げが必要。
がんばれ!法政!!
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