芸術は参加することに意義がある。







岡崎乾二郎《回想のヴィトゲンシュタイン》上映会

「僕がこれから考えるだろうことって、だいたい全部やられていたんだなあ」。


今の僕は、


「《小津》はまだ引用していないけど《オズ》は引用しているしなあ」。


「《ブリキのきこり》は引用していないけど《ドロシー》は引用しているしなあ」。


いずれ、


「《小津》にも《ブリキのきこり》にも登場してもらうだろうしなあ」。



上映後、岡崎さんを囲んでご飯を食べたらこんな感じだった。





「みんな、佐々木敦に頼りすぎ!」(現代音楽)


「みんな、平田オリザに頼りすぎ!」(現代演劇)


「みんな、岡崎乾二郎に頼りすぎ!」(現代美術)

みんなのなかには、僕も含まれている。


いつまでも頼っていたらダメだとは思う。


でも上映会&晩餐会は楽しかったし、楽しんでよかったのだ。



芸術は《拝む》のではなく《参加する》ことに意義がある。



日が変わって、仕事と執筆(大苦戦)



日常に戻る。


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