芸術は参加することに意義がある。
「僕がこれから考えるだろうことって、だいたい全部やられていたんだなあ」。
今の僕は、
「《小津》はまだ引用していないけど《オズ》は引用しているしなあ」。
「《ブリキのきこり》は引用していないけど《ドロシー》は引用しているしなあ」。
いずれ、
「《小津》にも《ブリキのきこり》にも登場してもらうだろうしなあ」。
上映後、岡崎さんを囲んでご飯を食べたらこんな感じだった。
「みんな、佐々木敦に頼りすぎ!」(現代音楽)
「みんな、平田オリザに頼りすぎ!」(現代演劇)
「みんな、岡崎乾二郎に頼りすぎ!」(現代美術)
みんなのなかには、僕も含まれている。
いつまでも頼っていたらダメだとは思う。
でも上映会&晩餐会は楽しかったし、楽しんでよかったのだ。
芸術は《拝む》のではなく《参加する》ことに意義がある。
日が変わって、仕事と執筆(大苦戦)。
日常に戻る。
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