高橋悠治×笠井叡






バッハ「フーガの技法」全曲によるオイリュトミー公演

ピアノ:高橋悠治 × 振付:笠井叡


出演:AKIRA KASAI オイリュトミーアンサンブル


日時:4月24日(木) 開場19:00 開演19:30


場所:国分寺市いずみホール(JR西国分寺駅南口すぐ)


前売り:一般 3,000円 当日:3,500円



詳細は、天使館オフィシャル・サイトをご覧下さい。

2月1日三軒茶屋のシアタートラムで行われた『透明迷宮』で、高橋悠治氏のバッハ作曲「フーガの技法」の演奏に対して、笠井叡の振付によるオイリュトミー作品を初演いたしました。沢山の方々にご高覧頂き、またご好評頂き、この度西国分寺いずみホールで再演する運びとなりました。ホームグラウンドである国分寺市いずみホールは美しい音楽ホールで、また新しい形でオイリュトミーの良さを引き出してくれる事でしょう。今回、オイリュトミー公演「フーガの技法」を更に深めた形でお届けできたらと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。(天使館)



《アンケートに私が書いた感想》

※2月1日の感想ですので、あくまでも参考までに読んでください。私自身、もう一度観たら同じように感じるかどうかは分かりません。


序盤は、《音》と《ダンス》を合わせて捉えることができず、《音》を聴く私と《ダンス》を視る私を分けて展開を追った。両方を全体的に追うのは大変だったので、双方を交互に切換えながら展開を追っていった。全てを捉えようとするのではなく、個々に着目しながら。


特に目を引いたのが女性ダンサーの《ダンススタイル》。男性ダンサーが4名とも体型が似通っていたのに対して、女性ダンサーは4名とも体型がまちまちだった。背が高い人、低い人、細い人、ふっくらした人というように。それに応じて、手の振り方、足のステップ等、みな全然違った。その《ダンススタイル》は、「空気をつかむような大らかなダンス」、「手足をきびきびと動かして空気を刻むようなダンス」、「筋がスーっと通る、清らかな風のようなダンス」、「何か魔物でも呼び寄せるような不思議な空気を醸し出すダンス」とでも言おうか。


そうやって忙しく展開を追っていたのだが、11節だったと思う。男性ダンサー(白)のソロ。ここで初めて《音》と《ダンス》がピタッと重なった。その先は、こちらも余裕が出てきて、全体を包み込むように観ながら、体内から込み上げて、溢れ出てくる感情とともに16節のフィナーレを迎えることができた。


すごかった。


ありがとうございました。(※1)


※1 提出したアンケートは手元になく、メモしか残っていないので原文と多少異なります。





阪根タイガース


好評?連載中!こちらもよろしく!!