第五十一回群像新人文学賞予選通過
おととい、岩井秀人（ハイバイ）作・演出「おいでおいでぷす」をアトリエ春風舎で観て、主演の松井周（サンプル）さんについてネットで調べていたら、どうやらこの人は小説も書いているらしく、それが群像４月号に載っているらしいと分かったので、群像のウェブサイトに飛んでみたら、もう５月号になっていた。「ちぇっ！つまんねーの」。
「だけど、ちょっと待てよ。あのさー、オマエさー、松井さんがどうのこうのじゃなくてさー、去年応募した新人賞の結果でてんじゃねーの」。
「えっ！マジ！」。
という訳で慌てて買ってきました。群像５月号。
《第五十一回 群像新人文学賞予選通過作品発表》
＜評論部門＞
◎ 『内破する意志 ー 中上健次論』 井上 正
◎ 『松浦理英子論 ー 魅惑する鈍感さ』 大貫 徹
『狐雲野鶴 ー その幽なる光 ー 〜福田恆存がとらえた「生」〜』
岡本英敏◎ 『「生政治」と破滅（カタストロフィー）』 岡和田 晃
○ 『過去の在処』 河合 修
『狂気の道化 あるいは大宰治』 葛川元樹
『赤シャツをいかにして更生させるのか』 阪根正行
『私、この文学的なるもの ー 柄谷行人試論』 藤原和明
○ 『マルクスと「現在」のはざま』 宮内弘利
◎印 最終候補作品
○印 第二次通過作品
無印 第一次通過作品
（評論部門 応募総数 128篇）
初出場ベスト１３！
優勝まであと３歩届かず！！
結果には満足しています。《文章》で勝負していくスタートラインにはつけたかな。また、ここ２〜３年間ずっと考えていたことが解けたのでスッキリしました。ただし、課題はたくさんあります。なかでも問題なのが、
書いたことが、読者に伝わってない。
ということです。問題は解けてるのに答案が書ききれてない。書こうとしているテーマ（内容）に、書く力（技術）が追いついてないのです。もったいない。
ただ、この問題は悲観する必要はありません。なぜなら、克服するのは困難だけど、克服する方法がはっきりしているからです。
よく読んで（観て）、よく書く。
この課題を克服するためには、とにかく書き続ければ良いのです。
春の大会が終わり、夏の甲子園をめざし猛練習！
なんだか高校球児みたいでワクワクするじゃありませんか。
今年ももちろん出場します。そして、優勝を狙います。
心は１つ！めざすは1番！！
第２回長編作品：『死者への愛（仮）』
2008年10月末日脱稿（予定）
第５２回群像新人文学賞評論部門に応募（予定）
ご声援よろしくお願いします！！
※ photo by montrez moi les photos
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