五反田団といわきから来た女子高生
《早刷り》(12月13日深夜)
《演劇》タイトル
『あらわれる、飛んでみる、いなくなる。』
【作・演出】 前田司郎
【作・出演】 いわきから来た女子高生達
【舞台監督】 谷代克明
【照明】 いしいみちこ
【企画・制作】 五反田団
【Special thanks】 伊藤 馨
【協力】 福島県立いわき総合高等学校
【会場】 アトリエヘリコプター
【会期】 2008年12月11日(木)〜14日(日)
〜いわきのJ.K.あらわれる。〜
〜いわきのJ.K.あらわれる。〜
いわきから来た女子高生がアトリエヘリコプターで公演・・・。
いわきってどこ?なんで東京で?そんでなんで五反田団?アイツらいったい何者?
ごもっともです。アリエナイですよね。東北のはじっこの女子高生が東京で公演なんて。実はこれ、授業の延長なんです。スペシャル現場実習なんです。
私たちの高校には選択授業の中に「演劇」があって、その授業のまとめとして2年生の終わりにアトリエ公演を、3年生の夏休みに卒業公演を行っています。
今年の8月、卒業公演で前田司郎さんが生徒達と創り、演出して下さったのが今回の作品なんです。
前田さんと生徒達の相性はもうなにがどうなってんだか!稽古の時から爆笑の嵐。笑い転げる日々の末、卒業公演が終了しました。
でもなんだかこのまま終わらせるのはもったいない。もっとたくさんの人に観てもらいたい。そんなこんなで今回の企画が実現することになりました。
生徒達は2年間の演劇教育を受けて伸びやかに成長します。成長といっても本校の演劇教育の目的は俳優を育てることではないので、演技の技術面は未熟なことこの上ないです。けれども、自分自身を知り、他者を知り、それぞれがかけがえのない存在であることを知るという人間的な成長が確かに子供達の中にあるように思います。
この公演を実現するために、多くの方々に支えていただき、応援していただきました。前田さんをはじめ五反田団の皆様、進路決定の時期の公演を許して下さった保護者の皆様、本校職員、etc.・・・。どの出会いが欠けてもこの公演は実現しませんでした。
そのすべての方々に感謝を。
そしてご来場の皆様。本日は誠にありがとうございます。皆様との1時間半が素晴らしい出会いになりますように。
それでは幕開きです。最後までどうぞごゆっくりご観覧下さい。
福島県立いわき総合高等学校
芸術表現系列担当教諭 いしいみちこ
※ いしい先生のこの文章より意味ある文章書ければ続き書きます。
※ photo by montrez moi les photos
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