東京デスロック『シンポジウム』




   


タイトル:  シンポジウム



由来:    プラトン 『饗宴』


現代人の抱える問題をテーマに発表した『モラトリアム』『リハビリテーション』『カウンセリング』に続く東京デスロックの新作『シンポジウム』は、語の由来にもなったプラトン著による『饗宴』をモチーフに、青森、横浜、京都、北九州、ソウル、各地域で活動するアーティストと共に行う愛のパフォーマンス。コミュニティの姿、サイズ、そしてそこにある愛を見つめる、言葉による、言葉によらない、現代の饗宴。



   【シンポジウム symposium】


多数の者が一つの問題をめぐって議論を交わす集団討議法の一種。夕食後などに行われる酒宴を意味するギリシア語[ symposion ] に由来する。プラトンが酒席で行われた〈愛〉をめぐる討論を内容とする著書『饗宴』の題名にシュンポシオンの語を用いてから,親しい雰囲気のなかで行われる論議をこう呼ぶようになった。 (世界大百科事典より)


一般的には、あるテーマを決めて広く聴衆を集め、公開討論などの形式で開催されることが多い。この他、小グループの活動報告や、余興が行われることもある。事前に打合せを行っておかないと、かみ合わない話のまま進行してしまう事例もまま見られる。 (Wikpedia 現代のシンポジウムより)


■■メンバー


東京デスロック《夏目慎也 佐山和泉 佐藤 誠 間野律子 多田淳之介》
マ・ドゥヨン [俳優/第12言語演劇スタジオ] Fromソウル
柿崎彩香   [俳優/渡辺源四郎商店] From青森
きたまり   [ダンサー・振付家/KIKIKIKIKIKI主宰] From京都 ※横浜会場のみ
沖田みやこ  [俳優/のこされ劇場≡] From北九州 ※富士見会場のみ
大谷能生   [音楽家・批評家] From横浜
藤原ちから  [編集者・フリーランサー] From横浜




■■スタッフ


照明:伊藤泰行 音響:泉田雄太 舞台監督:海津 忠(横浜公演) 浦本佳亮(富士見公演) ドラマトゥルク:佐藤泰紀(急な坂スタジオ) 通訳:イ・ホンイ 演出助手:杉 香苗 宣伝美術:宇野モンド 制作:服部悦子 企画製作:一般社団法人unlock 東京デスロック



■■日程・場所


【横浜会場】@STスポット
2013年7月13日(土)〜21日(日)


【富士見会場】@富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ 展示・会議室
2013年7月27日(土)〜28日(日)




観劇後、連投ツイートした東京デスロック『シンポジウム YOKOHAMA ver.』の感想にまとめました。お楽しみください☆





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  《感想》




【演劇LOVE】「シンポジウム」(1)

FC東京サポーターの藤原ちからさんが出演していた☆






【演劇LOVE】「シンポジウム」(2)

あっ、だから俺もガンバ大阪が東京になかなかこないから、FC東京のサポーターに寝返っちゃったよ★埼玉育ちの長谷川アーリアジャスールのファンだよ☆



   




【演劇LOVE】「シンポジウム」(3)

で、肝心のちからさんはと言うと、横浜に引越して、味スタになかなか行けなくなってしまって、FC東京から横浜マリノスサポーターに寝返るか否か、今、ここで、愛が! 試されているそうだ。大変だな。




【演劇LOVE】「シンポジウム」(4)

でさ、マリノスってさ、横浜と言ってもさ、みなとみらいっぽいじゃん。今は三ツ沢じゃねーし。でさ、ちからさんって京急線じゃん。あれ横浜国際じゃなくて、横浜ローカルじゃん。マリノスって感じじゃねーじゃん






【演劇사랑】「シンポジウム」(5)

で、なんの話だっけ?



☆사랑☆



あ、そうそう、ドゥヨンさんの愛についての話はよかった。何言ってるのか分からなかったけどな、胸に手をあてていたからホットな話だと分かったし、なんだ、受けるものじゃなくて、与えるものだ、みたいな感じだったな。話しっぷりが!




【演劇사랑】「シンポジウム」(6)

で、東京デスロックの多田さんは何を演出しているのかと言えば、台本じゃなくて、俳優じゃなくて、作品じゃなくて、っていうか、これ作品なのか、稽古なのか、批評なのか、いつからいつまでを作品っていうのかわかんねーし、稽古/本番/感想の線引きねーし、




【演劇사랑】「シンポジウム」(7)

あ、だから、多田さんは「場=雰囲気」を演出っていうか、采配しているって感じだよ。例えば、オーケストラとか、楽譜があるんだったら指揮者なんていらねーじゃんって思うじゃん。楽譜通りに弾けばいいんだからさ。




【演劇사랑】「シンポジウム」(8)

でも指揮者は必要なんだって、こういう話をしたら、けっこう「わかるー」って反応があるんだけどさ、でもさー、だったら指揮者はおまけかよってことになるじゃん。演奏者と楽譜の橋渡しみたいな。




【演劇사랑】「シンポジウム」(9)

でさ、多田さんは違うっていうかさ、例えば司会に慣れてる人がやるのと、慣れてない人がやるのでは状況が違ってくるじゃん、あるいは高校野球って、毎年選手変わるから、毎年チームカラーが変わるじゃん。そういう変化を多田さんは采配するっていうかさー




【演劇사랑】「シンポジウム」(10)

なんか、あれだよね、多田さんの演出=采配って、今、如水館高校で監督やってる元広島商業の迫田監督みたい。相手投手の球威、気温・風、試合の流れ、そういう全てをひっくるめた「場=雰囲気」を読んで手を打つ !






【演劇사랑】「シンポジウム」(11)

観る側にとっても演じる側にとっても演劇の感覚レンジが広がる。ぜひ☆ 


   東京デスロック






   《関連書籍》



饗宴 (岩波文庫)

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   東京デスロック過去作品《感想文》


『リハビリテーション』


『ROMEO & JULIET』JAPAN ver. & KOREA ver.


   『リア王』


   『その人を知らず』


   『ワルツ マクベス』









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