五反田団『五反田の夜』
《演劇》五反田団
タイトル: 『五反田の夜』
作・演出: 前田司郎
■■出演
大山雄史
中川幸子
西田麻耶
前田司郎
宮部純子
望月志津子
■■日程・場所
[東京公演]
2014年7月22〜27日@アトリエヘリコプター
[京都公演]
2014年7月31日〜8月4日@アトリエ劇研
《感想文:革命の夜》
【演劇】五反田団『五反田の夜』(1)
再開発が進む街に取り残されたアトリエヘリコプターがなんだか「ちいさいおうち」みたい(涙)
【演劇】五反田団『五反田の夜』(2)
極めて政治色の強いどうでもいい作品であった。
【演劇】五反田団『五反田の夜』(3)
ハイソサエティ・シティ・GOTANDAのちいさいおうちで西田麻耶が愛を叫ぶ。いや単に叫んでいるだけであったが、その西田の勇姿に私はナポレオンをみた。うそ。
【演劇】五反田団『五反田の夜』(4)
権力を掌握した西田麻耶の傍若無人の立ち居振る舞いは圧巻で、観客の視線を一身に浴びていた。その影で、大山雄史の存在感がますます薄くなってゆく…
【演劇】五反田団『五反田の夜』(5)
びんぼう君の成功で五反田団における確固たる地位を築いたと思われたあの大山雄史が! 今回ほどいてもいなくてもどうでもいいと思われたことが未だかつてあっただろうか!!!
【演劇】五反田団『五反田の夜』(6)
恐るべし西田麻耶、そして大山雄史に明日はあるのか???(つづく)
【演劇】五反田団『五反田の夜』(7)
そんなことはどうでもいいのだが、今回の作品の深いところは、時の権力者西田に対して、無血クーデターを決行し、権力を奪いとった後藤政権がやはり短命に終わったということだ。皮肉にも歴史は繰り返す。
【演劇】五反田団『五反田の夜』(8)
西田も後藤も五反田市民を幸せには導けなかった。西田はともかく後藤には期待していたので、この結末は残念でならない。そんな後藤飛鳥の強情さに、私はチャゲ&飛鳥ではなく、ロベスピエールの恐怖政治をみた。うそ。
【演劇】五反田団『五反田の夜』(9)
さて、このように内容的にはどうでもいい傑作であったが、望月志津子さんや京都の宮部純子さん、定食屋の中川幸子さんもみんなそろった五反田団公演を観られて幸せであった。
【演劇】五反田団『五反田の夜』(10)
さてさて、すっかり夜になってしまった。これから明日の準備のため、工場へと向かう。休日の仕事は苦痛だが気分は上々だ! さあ、歌い明かそう!革命の夜を!
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