『エクス・ポナイトvol.2』レポート第1弾








『エクス・ポナイトvol.2』





TALK

岡田利規 × 本谷有希子佐々木敦 「リアルなものの行方」
鈴木謙介 × 栗原裕一郎 × 仲俣暁生 + 藤原ちから 「ゼロ年代のJ論壇をめぐって」
古川日出男 × 円城塔佐々木敦 「「小説」をヴァージョンアップする」


●LIVE

d.v.d
フルカワヒデオプラス(古川日出男 + 植野隆司(テニスコーツ)+ イトケン(d.v.d) + 戸塚泰雄)
ヘアスタイリスティックス a.k.a 中原昌也


●DJ

鈴木謙介
仲俣暁生
佐々木敦
スズキロク
ヤノピヤノ
and more???


●日時

2008. 7.25(金)open / start 18:00〔終了〕


●会場

渋谷 O-nest


●主催

HEADZ



岡田利規 × 本谷有希子佐々木敦 「リアルなものの行方」》




TALK




本谷:「岡田さん、どうせ頭いいんでしょ」



岡田:「とか言って、本谷さんだってカワイイじゃん。しかも声もカワイイし、そこまでいったら、はっきり言ってイヤミじゃん。それでいて、さらに書く! オマエ、いったい何がしたいんだよ。てめぇ、世界征服でもたくらんでんのか!?」


って本谷さんは言って、岡田さんはジェントルマンなのでそんなことを口に出しては言わず、でも腹のうちではきっとそう思っていたはずで、そんなタイプの違う、カワイイ女の子と頭のいい男の子のほのぼのとしたお話しでした。楽しかったです。





※ 岡田さんのパートはすべて私の妄想です。




《私の感想》



美女と野球







まあ、ぼくも古いタイプの仏教好みの人間だから女の文章は読まないのね。もう少し正確に言えば、多和田葉子俵万智角田光代は読むけど、カワイイ女は読まないのね(「角田光代はカワイイ!」とかそういうややこしい好みの話を今はするんじゃねーぞ)。


まあ、嫉妬ね。いや同性じゃないから嫉妬じゃねーな、なんだ、あれだ「カワイイ女にフラれたとか、相手にされなかった」とかそういうやつ、トラウマ?八つ当たり!?まあ、とにかく、そういうやつだ。ともかく、カワイイ女は読まない!


ただね、こういう不買運動?冷戦?ってのは根拠があやふやだから歳月を重ねて、30歳も越えると雪崩れるのね。それで今度は逆にオヤジ化してきて、どれどれって、要するにエロね、そんで読んで「悪くない!」とか言ってんの。


本谷有希子とか、川上未映子とか、まだ本出してないけどキムラとか、それから忘れちゃいけないOka-Chang御大とかね、、、



グ、ア、ム

グ、ア、ム


わたくし率 イン 歯ー、または世界

わたくし率 イン 歯ー、または世界


木村綾子


アイロニー? (文春文庫)

アイロニー? (文春文庫)




何か特別なものを感じるかと問われたら、「う〜ん?」って感じ。だけど「容姿なんて関係ない!」って正論も言えないしね。やっぱ男ってエロだし。



まあ、そんな感じで「ふつうに読むようになりました。」ってな話。



「で・で・で?」ってシツコク聞かれてもねえ、「別になんもないっすよ」。



「私と野球と、どっちが好きなの!?」



そんなことを聞かれたことはないが、そんな下らない質問をする女にはこう答えるだろう。



「野球だ。失せろ」※1



だから、どちらかと問われれば、やっぱ 野球 ですよ。当然、野球観に行きますよ。





第90回全国高校野球選手権記念西東京大会決勝 

日大鶴ヶ丘 対 早稲田実業






《試合結果》


日大鶴ヶ丘 13 対 5 早実 


日大鶴ヶ丘勝利

日大鶴ヶ丘高校の選手のみなさん、甲子園出場おめでとうございます。



8回表、満塁のピンチで山地投手がみせた《不敵な笑み》が全てを物語っていましたね。高校生って学校がすべてで、野球部にでも入ろうものなら、もう野球がすべてだもんね。それで、このピンチで打たれたら、3年間積み重ねてきたものが一瞬にして吹っ飛んじゃうんだよね。そしたら、山地投手が白い歯をみせて「ニヤッ」と笑ったのね。「吹っ飛ばすなら吹っ飛ばせ」って。



結果は、《スーパー・ミラクル・ウルトラ・ファインプレー》だからね。



人間って、すごいね。







※1 リリー・フランキー「やっぱり好きなミスターと巨人のこと」(『おしゃれ野球批評』DAI-X出版 所収 p.213.)





※ 古谷利裕フェア、やってます!!

阪根タイガース


好評?連載中!こちらもよろしく!!