神里雄大『グァラニー』



 りたーんず♥六番勝負!!!!!!《第一試合》(4月17日)

タイトル: 『グァラニー 〜時間がいっぱい』



作・演出: 神里雄大(岡崎藝術座)

 



■■出演


杉山圭一


菊島かずは 高須賀千江子


宇田川千殊子(青年団


上田遥 坂倉奈津子


寺田千晶



■■映像


渡辺一樹



■■スタッフ


舞台監督:佐藤恵  舞台美術:佐々木文美


照明:伊藤泰行 富山貴之  音響:星野大輔 高橋真衣


宣伝美術:天野史朗  web:加藤和也


制作統括:野村政之 宮永琢生  制作:木元太郎 山本ゆい


企画協力:岸井大輔(playworks)  制作協力:佐藤泰紀


制作クルー:赤羽ひろみ 細木香代子 土屋和歌子


雑誌編集:藤原ちから  雑誌デザイン:加藤賢策東京ピストル


雑誌チーム:かなちん&ポギャル(徳本彩花&内田優花&鈴木美香子&矢島寛子)



■■日程・場所


2009年4月17・23・25・29日、5月3・5日


こまばアゴラ劇場


■■チケット販売


りたーんずWEB



感想文:《南米と町田の共通点?》




 



[問1]


 南米と町田の共通点を50字以上100字以内で答えよ。


[解答用紙]


 わかるかっ! そんなこと考えたこともないわっ!!


前田司郎という僕より2歳年下の劇作家の公演を初めてみた時も恐怖を感じたのですが、神里雄大はそれ以上かもしれません。何考えてんのか、さっぱり分からん!



 おそるべし80年代生まれ!!!



「りたーんず♥シリーズ」初観劇。神里くん率いる『グァラニー』行ってきました。そして、いきなり撃沈しました。ストーリーはオーソドックスだし、独白という形式を採用したり、1つ1つは何ら新しくないし、むしろ「こんな古いスタイルやっちゃうの?」「はずかしくないの?」「80年代生まれ的にはそれOKなの? もしかして60年代生まれ!?」なんてツッコミたくもなるのですが、それが1本にまとまっちゃったらホントびっくり! わからん? 感覚がわからん?? 意図がわからん??? って、これでつまらなかったら話は簡単なのだけど、面白いとも違うし、どちらかと言えば気持ちわるいし、だけどなんちゅーか、見たくなってしまうもんがあるんですわぁ。



 ジェネレーションギャップ!!!



80年代生まれというのを意識しすぎましたが、それを差し引いてもダメージ大きいです。のっけからボディに派手に1発喰らいました。ベッカム世代(75年生)としては、まだまだ若いもんには負けられん!って強がっているんですけど、あと五試合か、、、ちょっと体が心配です。ちなみに神里くんは、サッカー選手で言えば、クリスティアーノ・ロナウドです。



作家の話ばかりしましたが俳優も注目です。特に、杉山圭一さんと高須賀千江子さんの独演シーンはスゴイです。皆様もぜったい見てください!!!



※ photo by montrez moi les photos




 《神里雄大の1冊》



 坂口安吾「小さな部屋」

桜の森の満開の下 (講談社文芸文庫)

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阪根タイガース


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