夏葉亭一門会『ミラクルの会』










《落語》




タイトル: ミラクルの会



企画・製作: 夏葉亭一門


■■演目・出演


一月八日(金)十八時半


転失気   夏葉亭片栗【known as 川村紗也】
親子酒   夏葉亭麦酒【known as 大石憲(monophonic orchestra)】
擬宝珠   夏葉亭白萩【known as 笹木皓太(あやめ十八番)】
厩火事   夏葉亭鳥兜【known as 板橋駿谷(ロロ)】



一月八日(金)二十一時


転失気   夏葉亭片栗 【known as 川村紗也】
寿限無   夏葉亭馬鈴薯【known as 片桐はづき】
天狗裁き  夏葉亭金保丸【known as 多田直人(演劇集団キャラメルボックス)】
代書屋   夏葉亭みかん【known as 村上誠基】



一月九日(土)十六時


擬宝珠   夏葉亭白萩 【known as 笹木皓太(あやめ十八番)】
初天神  夏葉亭ハスカップ【known as 鬼頭真也夜ふかしの会)】
悋気の独楽 夏葉亭無花果【known as 山本真由美
猫の皿   夏葉亭大根 【known as 鍜治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)】



一月九日(土)十八時半


寿限無   夏葉亭馬鈴薯【known as 片桐はづき】
ねずみ   夏葉亭大根 【known as 鍜治本大樹(演劇集団キャラメルボックス)】
天狗裁き  夏葉亭金保丸【known as 多田直人(演劇集団キャラメルボックス)】



■■日程・場所


二〇一六年一月八日(金)、一月九日(土)@新宿シアター・ミラク





 《感想文:走る!走る!走る!》




※ 一月八日(金)二十一時の会を観ました。

きのうも言ったけど、きょうは夏葉亭一門会・ミラクルの会という落語会を観に行こうと思ってたわけ。最初は会社サボって18:30の会に行こうと思っていたのだけど、さすがにマズいと思って21:00の会に変更したんだよ。最近は会社に泊まったりはもうしていないから21時なら余裕で間に合うと思っていたのだよ。しかし…




えらいこっちゃ!




あーあーあー、こういう日に限って都心のオフィスじゃなくて郊外の工場で会議があるなんてー!!! しかもこれがなかなか厄介な会議でなかなか収拾がつかない。




のびる!のびる!のびる!




あー、やっと終わったー! げぇっ! もうこんな時間!




走る!走る!走る!
走る!走る!走る!




ふぅー、なんとか電車には間に合ったー
ひとまず新宿までは行けそうだ!




さて、ところでシアターミラクルってどこだ???




スマホスマホスマホ
検索!検索!検索!



んっ!? 新宿駅から5分って西武新宿駅かよ! ダマされたー!!!
京王新宿駅からけっこう遠いやんけー!!!




走る!走る!走る!
走る!走る!走る!




西武新宿駅を通り過ぎて、




えっ?




どこ?どこ?どこ?
迷う!迷う!迷う!




おおっ! スタッフらしき人が立っている!!!




ここだ!!!




ふぅー 奇蹟的に間に合った。








はい、マクラはこれくらいにして、本編に行きましょう!



が、が、が、



このあと驚くべき光景を目の当たりにする!!!



トップバッター・夏葉亭片栗(川村紗也さん)がのっけから、




飛ばす!飛ばす!飛ばす!




場を温めようと




走る!走る!走る!
走る!走る!走る!




顔が




真っ
赤!赤!赤!
赤!赤!赤!




オレもけっこう走ったけど、こんなに真っ赤にならないよ笑
100mを全力疾走しても、こんなに真っ赤にならないよ笑




片栗さんどんだけぇ〜




僕とマクラがかぶったけど、片栗さんのほうが役者が一枚も二枚も上手だな笑



観ている僕らもすっかり暖まったよ。



それにつけても




片栗さん、大きなお口!!!




珍念を演じさせたら右に出る者はいねぇーな 笑




つづいて、夏葉亭馬鈴薯(片桐はづきさん)



馬鈴薯さんがこれまた上手い。



馬鈴薯さんの寿限無は圧巻!!!



じゅげむじゅげむ………………………….



片栗さん(晴れ)からの馬鈴薯さん(艶)



ぐっとくる!!!



女性の演じる落語を堪能できたから満足!!!



あとは野郎やから、もうええわ。



が、しかし、これがまた素晴らしい。



夏葉亭金保丸(多田直人さん)夏葉亭みかん(村上誠基さん)



これが上手い!!!



マクラの広がりといい、落語への入り方といい、落語の登場人物の切り替えといい、



女性の演者とはまた違った、男性にしか出せない味がある!



実力派俳優というのか、個性派俳優というのか




いや〜〜〜、いいな〜〜〜〜〜〜




そうそう、あのねー、この落語会、もともと演劇の役者が落語をするということに興味があって観に行ったんだよ。でもね、落語を楽しめたのはもちろんなのだけど、一番感じられたのは俳優自身の魅力!!!



誤解を恐れずに言えば、



演劇で演じている時よりも、落語を演じる時の方が、俳優の魅力が、



ぐっと
ぐぐっと
ぐぐぐっと



伝わってくる!!!




いやはや俳優だ!!!




落語 omolo!!!




年が明けてから、仕事のプレッシャーからか、しばらく表情が硬かったのだけど、演者の表情を観ていると僕の表情も自然と柔んだ。




2016年・初笑い!!!




ありがとうございました☆







1/9(土)チケット完売みたいですけど、当日券出るならば是非!!!




夏葉亭一門


現在落語論

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現代落語論 (三一新書 507)

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