少年王者舘『思い出し未来』
《演劇》少年王者舘
公演タイトル: 思い出し未来
作・演出: 天野天街
■■ 出演
夕沈 虎馬鯨 白鴎文子
雪港 ひのみもく 小林夢二
宮璃アリ 水柊 池田遼 る正和
■■ 東京公演ゲスト
3日(木)19:30 日与津十子 / 中村榮美子
4日(金)19:30 マリリンマリィ
5日(土)14:00 中村榮美子
19:30 加藤千晶
6日(日)18:00 山本亜手子
7日(月)14:00 加藤千晶
19:30 マリリンマリィ
8日(火)14:00 ルナリリナ
■■ スタッフ
舞台美術:田岡一遠
美術製作:小森祐美加
映像:浜嶋将裕
映像オペレーター:森諒介(流山児★事務所)
照明:小木曽千倉
音響:岩野直人(ステージオフィス)
舞台監督:岡田保(演劇組織KIMYO)
振付:夕沈
音楽:珠水/FUMICO
チラシ:アマノテンガイ
チラシロゴ:田岡一遠
小道具:る、YM
衣裳:雪港/竹内陽子
衣裳協力:菅井一輝(afterimage)/PON(drop*stitch)
写真:羽鳥直志
記録:山崎のりあき/田中博之
賄い方:山本かおり
票券:藤田晶久
制作:宮璃アリ
制作補佐:岩本苑子
■■日程・場所
愛知公演:2016年2月11日(木)〜14日(日)@七ツ寺共同スタジオ
三重公演:2016年2月18日(木)19日(金)@四日市市文化会館
兵庫公演:2016年2月26日(金)〜28日(日)@伊丹アイホール
東京公演:2016年3月3日(木)〜8日(火)@下北沢ザ・スズナリ
感想文:「しあわせはきゅうり」
王者の日、少年の日
《少年王者舘》の観劇は毎年、夏の風物詩という感じで肝だめしに通じているように思うのだけど、ちょっぴりあっちの世界を覗き見する儀式。工場にいたときはよく見に行っていたのだけど、ちょうどお盆休み明けの頃で納品が間に合わないYOー!って、チケット取ったのに、休みなのに工場で働いていて行けなかった年もあったな。というようにいつもは夏なのだけど、今年は閏年だから季節が1つ前にずれて春の公演になったようだ。
《少年王者舘》のスミレ超特急が好き☆
ダンス スミレ超特急
ガラパゴス★ダンス
《少年王者舘》のきゅうりが好き☆
《少年王者舘》や《維新派》は独特の世界を創り上げていて続く限り続くのだけど、終わってしまったらもうおしまい。恋しくなって復元しようとしたらとんでなく変梃りんな代物になってしまうだろうから、今、見続けられる限り見続けたい。
おわっちゃだめー!
見続けていると初めて見たときとは違ってきていて、初めて見た時は完全に向こうの世界に持って行かれたのだけど、2年、3年と見るうちに向こうの世界が自分のなかにもできていて、向こうの世界を見る行為が向こうの世界にいる行為に変わっていて、ジョギングをして有酸素運動をして脂肪を燃焼して少しずつ体のアウトラインが書き換えられるように、自分の生活の一部に取り込まれていてルーティンになっていて少しずつ自分の世界がむこうの世界になっていて世界の輪郭が変質しながら上書きされてゆく。
自分の世界とむこうの世界の行ったり来たりがいつしか自分の世界が1つから2つになったように感じられ、3つ、4つと感じられ、いつしか自分が1人から2人へ、2人から3人へ、3人から4人になったように感じられ、どんどんどんどん増えていって、ぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる回りだしてどろどろに溶けて美味しいバターになってホットケーキになって100枚くらい食べて自分のなかに入って自分になって、また自分が1人から2人になって、2人から3人になって、3人から4人になったように感じられ、どんどんどんどん増えていって、ぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐるぐるぐる、ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐループしていって、昨日は明日で、明日は昨日で、昨月は来月で、来月は昨月で、昨年は来年で、来年は昨年で、
今年は、今月は、今日はどこへ行った?
最近ファミマのきゅうりばっかり食べている☆
しあわせはきゅうりをたべると思う。例え口がなかったとしても!
《しあわせの訓示》
為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり!
きゅうりを食べてしあわせに成る☆
明日から工場勤務に戻る。
がんばろ☆
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